【韓国】現代自グループがKTの筆頭株主、政府承認
韓国完成車大手の現代自動車グループが通信大手KTの筆頭株主になることを巡り、韓国科学技術情報通信省は19日、公益性審査に基づいて承認すると発表した。 KTの筆頭株主だった韓国国民年金公団が今年3月に持ち分比率を8.53%から7.57%に縮小させたことで、計8.07%を保有する現代自グループ(現代自=4.86%、現代モービス=3.21%)が筆頭株主に浮上していた。電気通信事業法上、基幹通信事業者に当たるKTの筆頭株主が変更される場合は政府からの公益性の承認が必要だった。 科学技術情報通信省は、事業内容に変更がないことや現代自の現在の持ち株だけでは経営権行使が難しいため筆頭株主変更を承認したと説明した。