青天に響くエンジン音 一関地方で田植え
大型連休に入り夏本番を思わせる好天が続く中、一関市と平泉町にまたがる一関遊水地内では早くも田植えが始まり、青空の下で田植え機がエンジン音を響かせながら、代かきを終えた圃場（ほじょう）を往復している。 田植えを行っているのは両市町認定農業者の齋藤守さん（71）。同遊水地第1地区内圃場への用水供給開始日となっている25日の夜に代かきを始め、28日に田植え作業を開始。29日も早朝から田植え機を操り、ひとめぼれの苗を植えた。 盛岡地方気象台によると、29日の一関の最高気温は24・0度。奥州市江刺は25・6度、花巻25・4度、北上25・0度と、いずれも夏日だった。30日の県内は低気圧や前線の影響により、雨や曇りとなる見込み。
