【負債総額 約9000万円】北海道産の旬の海産物など扱う札幌市にあるインターネット通信販売「どさんこファクトリー北海道」破産申請へ ピーク時は約3億円売上高も収益面で苦戦し、コロナ禍で業績悪化
札幌市で海産物や食品のインターネット通信販売を行う「どさんこファクトリー北海道」が、破産申請の準備に入ったことがわかりました。負債総額は約9000万円です。 民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、どさんこファクトリー北海道は2007年3月に設立。北海道産の旬の海産物や農産物、コメや精肉などの食品を主体に、インターネット通信販売を手掛けていました。 ピーク時の2021年1月期には約3億円の売上高を計上していましたが、収益面で苦戦を強いられ、さらにコロナ禍の影響で売り上げが減少傾向となり厳しい状況が続いていました。 2023年1月期の売上高は約1億9500万円にとどまり、資金繰りがひっ迫。今後の業績回復に見通しが立たず事業の継続を断念しました。3月25日までに事業を停止し、破産申請の準備に入ったということです。 今後、札幌地方裁判所に破産申請し、4月中旬をめどに手続き開始となる予定です。
UHB 北海道文化放送
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