最高出力680馬力のPHEVがニッポン上陸! メルセデスAMGの爆速ワゴンの走りが超エグい!
昨年12月に日本デビューを飾ったメルセデスAMGのワゴンの走りがハンパないと話題だ。その実力を試すべく、カーライフジャーナリストの渡辺陽一郎氏が公道試乗をブチカマし、アチコチ徹底チェックした!! 【写真】「メルセデスAMG C63SEパフォーマンスステーションワゴン」の細部 * * * ■走りを楽しめるPHEV! ――メルセデス・ベンツにはセレブカーのイメージがありますが、スポーツカー的なド迫力モデルも見かけます。 渡辺 その代表がAMG。AMGは1967年に創設されたメルセデス・ベンツのスポーツブランドです。現在はあらゆる車種にAMGの名を冠しています。 ――今回試乗した車種は? 渡辺 メルセデスAMGのC63SEパフォーマンスステーションワゴン。ちなみに日本市場におけるメルセデス・ベンツの売れ行きは、フォルクスワーゲンやBMWを上回り輸入車トップです。現在、正規輸入車市場に占めるシェアは20%超! 日本市場では9年連続で輸入車首位に輝いています。 ――問答無用の絶対王者! 渡辺 そんなメルセデス・ベンツの中で、売れに売れている車種がCクラスです。実は今回試乗したモデルのベースになっているのが、メルセデス・ベンツの売れ筋であるCクラスのワゴンなんです。 ――ボディサイズは? 渡辺 全長4835㎜で、全幅は1900㎜に達します。現在のCクラスというのは、以前のEクラス並みに室内が広い。後席も実に快適です。加えてワゴンなので荷物も積みやすく非常に実用的です。 ――パワーユニットは? 渡辺 直列4気筒2リットルターボに、充電可能なPHEV(プラグインハイブリッド)を採用しています。 ――EV走行できる距離は? 渡辺 WLTCモードで15㎞です。 ――一般的なPHEVだと100㎞前後のEV走行が可能ですよね? 渡辺 確かに航続距離は短いのですが、その代わり今回試乗したモデルのバッテリーは、メルセデスAMGがF1で磨き抜いた最新技術が注入されているんです。要するにメルセデスAMG流のPHEVです。 何しろエンジンとモーターの相乗効果によるシステム最高出力は680馬力、システム最大トルクも1020Nmを誇ります。