最終日も笑顔であふれる はこだてクリスマスファンタジー閉幕
函館の冬の一大イベント「2024はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)が25日、閉幕した。海に浮かぶきらびやかなツリーや、冬空を彩る花火を一目見ようと、大勢の市民や観光客が訪れ、時間限定の演出、光が織り成すショーを楽しんだ。
今年のイベントは11月30日に開幕し、26日間にわたり実施。JRA函館競馬場が特別協賛で企画したJRAプレミアム花火のほか、12月23~25日の3日間限定で披露した「スペシャルレーザーショー」が注目を集めた。午後4時半から同8時までの時間帯でランダムに見ることができ、ツリーから放たれる緑や青、紫などの幻想的な光線に会場は大盛り上がり。来場者はツリーや花火をバックに記念撮影し、家族や友人と特別なひとときを過ごした。 BAYはこだて前歩道に8店舗が出店した例年人気のスープバーも盛況で、オニオングラタンスープや飲む出汁おでんなどを目当てに行列ができた。京都市から帰省で妻と訪れた会社員の臼倉励さん(31)は「13年ぶりに見たイベントは、昔と比べて進化していた。スープもおいしかった」と笑顔を見せた。
函館新聞デジタル