立大駅伝チームの高林祐介・新監督が初陣「まずは積み上げる。もう一歩飛躍できるように」…六大学陸上
◆陸上 東京六大学対校(6日、慶大・日吉陸上競技場) 4月1日から立大の男子駅伝チームの新監督に就任した高林祐介氏が、監督としての初陣を迎えた。「ちゃんとこの子たちを預かるので、一番は責任をすごい感じています。競技をしていれば良いこともあれば悪いこともあると思いますが、その辺を含めて成長させたい。それぞれの子たちの特性、性格などを見て、合わせてやっていきたい」と話した。 立大は昨年10月の第100回箱根駅伝予選会の直前に前監督が不適切行動で解任され、今年1月の箱根駅伝は原田昭夫総監督(68)が監督を代理。学生主体で臨む状況下で第99回大会の18位を超える14位と健闘した。 この日、1区18位の林虎太朗(4年)は男子1500メートル、3区8位と健闘した馬場賢人(3年)は男子5000メートルに出場。共に後半は出遅れる結果となったが、序盤から前を引っ張る積極性を見せ、高林新監督は「頼もしい。そういうところが、つながっていけばいいかなと思います」とうなずいた。 箱根駅伝に2回出たことで、選手らの目標設定は確実だ。「今回14位になって、選手たちは『次はシード権』と口にも出しています。まずは積み上げていく。もう一歩飛躍できるようにしていきたい」と高林新監督。立大に高林カラーを加え、さらなる強化に励む。
報知新聞社