【日本ハム】金村尚真が先発1勝へ「初対戦なのでしっかり自分の投球をしたい」…31日・DeNA戦
日本ハム・金村尚真投手(23)が31日のDeNA戦(エスコン)で先発する。中継ぎでは1勝も、先発へ配置転換後は3試合で防御率2.25と安定した投球を続けながら白星なし。5月最終戦を勝利で締めるべく「初対戦なのでしっかり自分の投球をしたい。捕手とも密に話して研究したことをやっていければ」と好投を誓った。 DeNA戦での登板はプロ2年目で初。日本球界に復帰した筒香を筆頭に、宮崎、今カードから復帰予定の牧ら強打者が打線に並ぶ。「すごい選手がたくさんいる印象」と警戒しつつ「そこに“名前負け”しないように。変に気にしてボール、ボールで後手に回るのが一番ダメだと思う。いちバッターとして、しっかり勝負していきたい」と強気に攻める投球をテーマに掲げた。 24日の敵地・楽天戦では自己最長7回を投げ切り、7奪三振1失点と快投。同点で降板し勝ち星こそつかなかったが、最少失点でしのいだことで延長戦の末にチームは勝利した。失点は初回先頭に浴びた一発のみ。「ズルズル行ったらダメだと。次の打者から試合が始まったような感じで気合いを入れて投げました」と今季最多100球の力投で流れを呼び込んだ。 チームでは万波、田宮、水野らと同じ00年世代。今季は同期入団の矢沢も中継ぎでフル回転しており「ピッチャーに同学年がいるのは大きい。悪い部分もお互い言い合えるし、すごくいい関係だと思っている」。刺激も力に変え、4度目の挑戦で今季先発初勝利をたぐり寄せる。 (堀内 啓太)
報知新聞社