クラブでもスウェーデン代表でも得点ペースが止まらず ビッグクラブ注目のギェケレシュがいよいよ怪物の領域へ
スウェーデン代表でもネーションズリーグでゴールを量産
スウェーデン代表のストライカーがいよいよ化け物じみてきた。 今季クラブと代表の両方でゴールを量産しているのが、スポルティングCP所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュだ。今ではすっかりビッグクラブ注目のストライカーとなったギェケレシュだが、その得点力は圧巻だ。 昨季はポルトガルリーグ1年目ながら29ゴール10アシストの成績を残したが、今季もすでに8試合で11ゴール1アシストを記録。昨季の活躍が偶然ではなかったことを証明している。 さらにスウェーデン代表の方でも、14日に行われたネーションズリーグ・エストニア戦で1ゴール1アシストを記録。ここまでネーションズリーグ・リーグCにて4戦4ゴール3アシストの成績を残している。対戦相手の中にアゼルバイジャン、エストニアといった格下が含まれているのは確かだが、それでもギェケレシュを称えるべきだろう。スウェーデン代表での成績も22戦10ゴールと見事だ。 スウェーデン代表の前線には、ニューカッスルでプレイするアレクサンダル・イサクもいる。欧州トップリーグで結果を残している大型ストライカーが2枚も揃う代表チームは珍しく、現スウェーデン代表の2トップは強烈だ。 トッテナムMFデヤン・クルゼフスキ、フランクフルトで20歳ながら主力を張るMFウーゴ・ラーションなど、タレントは他にもいる。チームを指揮するのはデンマークの英雄ヨン・ダール・トマソンで、ギェケレシュ&イサクを中心とした今のスウェーデンはEUROやワールドカップなど国際舞台で是非とも見たいチームだ。
構成/ザ・ワールド編集部