水害時、給水していると泣き出してしまった子どもたち 困っていると、男子中学生3人組がやってきて…「胸が温かくなった」
周りには優しい人たちがいる
ー子どもと一緒にいて困ったとき、周りにどういった対応をしてもらえると嬉しいと思いますか? 声をかけてくれたら本当に嬉しいです。泣いている子どもをみて「お母さん、頑張ってるね」と声をかけてくれたおばあさんに心を救われたことがありました。 そのおばあさんは「子どもと接する機会がないから、触ってもいい?」と聞いてくれて「お母さん、頑張ってるのに泣いてたら、お母さんも泣きたくなるよ?」と優しく子どもに声をかけてくれ、子どもの頭をなでてくれました。 子どもも言葉がきいたのか、他人に見られたのが恥ずかしかったのか、泣くのをやめて手を繋いでくれました。子どもが泣くのは自分の子育てが悪いからかと不安になっているときだったので「頑張ってるね」の言葉に、自分の子育てを認められた気がして、涙が出そうになるくらい嬉しかったです。 ーこの経験を通して、同じような状況で悩む方にどのようなことを伝えたいですか? 自分なりに精一杯の子育てをしながら頑張っていると、助けてくれる人がいるということ。また、声に出していなくても頑張っていると認めてくれる人がいるんだということ。 「〇〇してもいい?」と声をかけられると、こちらも頼みやすいことがわかったので、自分が人を助けるときにもその言葉かけにしています。 誰かに声をかけるのは勇気が必要なこと。しかし、勇気を出して声をかけることで、救われる人がたくさんいるのでしょうね。 ※こちらは実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。
ほ・とせなNEWS編集部