【ソフトバンク】寡黙な打撃職人がキャラ変?V打の前夜にTUBE熱唱!?村上隆行コーチ明かした
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク―ヤクルト(12日・みずほペイペイドーム福岡) 11日の同カードで決勝2点打を放ったソフトバンク・中村晃内野手。その活躍を予告するような出来事が同日未明にあったという。村上隆行打撃コーチが明かした。 「(地元)大牟田の仲間と飲んでて『全然盛り上がんねえ』って言いながらボーッとしてたんですよ。すると、晃がマイク持って(部屋に)入ってきたんですよ! あの晃がですよ!」 何と中村晃が、TUBEの名曲「シーズン・イン・ザ・サン」のイントロをバックに満面の笑みで登場したというのだ。「〽ストップ・ザ・シーズン・イン・ザ・サ~ン」と気持ちよく熱唱する寡黙なはずの打撃職人に、村上コーチは「ストップじゃねえじゃん。これからはゴーだよな!」とやたら前向きなツッコミを入れたのだと振り返った。 「晃がもうホントすごかったんで」と同コーチ。中村晃にはとても似つかわしくない“活躍”ぶり。にわかには信じられない話に、報道陣も眉根を寄せた。 「選手が出てきて活躍するってのは、これが初めてです」 うすうすお気づきの向きもあると思うが、これは夢の話である。 「(普段は)夢を見るまで爆睡しないんで。だから、きのう(11日)グラウンドに出てきた時に『晃、夢に出てきたぞ!』って言って。(試合後は)『夢が正夢になったなあ』って言ったら笑ってました」 9日のDeNA戦(横浜)まで5試合連続で代打として起用されたがヒットは生まれなかった中村晃。11日のヤクルト戦で6試合ぶりにスタメンで出場すると、絶好機で結果を残したのも神の啓示があってこそか。「だからきょう(12日)も活躍すると思いますよ」と村上コーチ。背番号7の打席にこの日も注目だ。
報知新聞社