4K8K衛星放送の視聴可能機器台数2000万台突破 A-PABが発表、28年に4000万台目指す
放送サービス⾼度化推進協会(A-PAB)は4日、4K8K衛星放送の視聴可能機器台数が7月末で2000万台を突破し、約2028万台となったと発表した。 A-PABは、2028年ロサンゼルス五輪・パラリンピックの大会開催の頃には4000万台の突破を目指し、普及活動を行っていくとした。 6月に新理事長に就任した加増良弘(BSテレビ東京社長兼テレビ東京HD専務)氏は「今回2000万台に突破したことは一つの節目になる。テレビ放送の新しい面白さを体験できる世界が順調に広がっている証しである」と強調し、「新4K8K衛星放送の魅力を具現化し、広げるために、大勢の関係者の皆さまのご尽力に感謝する」とあいさつした。 新4K8K衛星放送は18年12月1日から開始。放送開始5年を機に4K8Kキャラクター「ヨンハチさん」が誕生した。 A-PABは今後もヨンハチさんとともに、テレビ受信機やアンテナなどの関連機器メーカー、ケーブルテレビ事業者も含めた放送事業者や広告業界など、テレビ産業全体が一丸となって盛り上がることを期待しているとした。
電波新聞社報道本部