演歌歌手・三山ひろしの釣りをはじめとした多趣味な私生活や、演歌歌手としての思いが明らかに!「自分の歌の世界をちゃんと確立したい」
NHK紅白歌合戦に9年連続出場している釣り好き演歌歌手・三山ひろし氏が釣りビジョンに初登場。 【写真を見る】釣りビジョンにて放送の「三山ひろし 演歌の釣道」 真夏の東京湾で一日に二魚種を狙う"リレー釣り"に挑戦する。前半に狙うのは、"サーベルフィッシュ"の異名を持つタチウオ。三山が「以前からやってみたかった」という念願のターゲットだ。後半は、小気味の良い釣り味に加え、食べても絶品のアジがターゲット。魚の反応が少ない中、釣果をあげることができるのか!?そして、釣りの後は持参したマイ包丁で自ら調理して食べる! 今回は収録を終えた三山ひろしにインタビューを行い、釣りの感想や釣りに対する思い、趣味やチャームポイントなど、たっぷりお話しを聞いた。 ――今回の感想を教えてください 「F5(※)を目指していたところF4だったので目標にはちょっと届かなかったんですけど、初めての太刀魚釣りをさせていただいて、自分としては満足のいく結果だと思います。アジに関してはもう少し良い型と数が上がれば楽しかったなと思うんですけど、どちらかというと難しいのはアジの方でしたね」 (※F=Finger、タチウオの場合は魚のサイズ感を太さで計測することが多く、指の本数でタチウオの太さを測り、サイズ感を表します。F5は指5本分の太さを表しています) ――釣りを始めたきっかけは何ですか? 「釣りを始めたきっかけは、中学生の時に地元が海に近かったことです。海で投げ釣りをやってみたり、堤防から釣ってみたり、川も近かったのでフライフィッシングやったり。釣りという釣りは一通りやりましたね。唯一苦手だったのはブラックバスです。ずっと釣れる気がしなかったです」 ――三山さんが思う釣りの魅力とは何ですか? 「釣りは自分自身と向き合う時間を提供してくれるんですよね。だから癒しになると感じています」 ――けん玉と釣りは、普段どのくらいのペースでされていますか? 「けん玉はいつも持ち歩けますので、ほぼ毎日のペースで触れ合っています。釣りはそこに行かないといけませんからね」 ――ドローンやアマチュア無線、プラモデルなど、趣味がたくさんあると伺っていますが、その中でも今一番ハマっているものはありますか? 「今の自分の趣味のさらに一歩、二歩進んだ所に行こうということで、FPVドローンにハマっています。競技用や撮影用のドローンもあるんですけど、100g以下で飛ばせるドローンにハマっていて、操縦して飛ばしたりしています」 ――最近の至福の瞬間はどんなときですか? 「最近の至福は、犬との時間ですかね。うちには柴犬、ポメラニアン、トイプードルと3匹いるんですけど、3匹との時間がとても良いですね」 ――憧れの人物、影響を受けた人物はいますか? 「歌の道では、師匠の中村典正先生に影響を受けています。憧れている人といえば三波春夫さんのように、自分の歌の世界観を確立されている方を尊敬しています」 ――ご自身のチャームポイントを教えてください 「何に対しても一生懸命やる、というところです。これは師匠譲りなのですが、一回やり始めたら最後までとことん突き詰める、というところが1つのポイントかもしれないですね」 ――歌手をされていて一番良かったことは何ですか? 「一番良かったことは、全国各地いろんなところにお邪魔させていただいて、その土地土地の旬のものを食べさせてもらえるというのは良かったですね。お魚だったら特に土地によって料理の仕方も違えば魚の種類も違うので、そういうところは釣りと少し絡んでいますよね」 ――演歌歌手を職業にしてなかったら、何になっていたと思いますか? 「僕はどちらかというと職人的なものが好きなんですよ。だから伝統工芸品とかを作る職人になったんじゃないかと思います」 ――好きなテレビ番組はありますか? 「音楽は元々好きだったんですけども、どちらかというと仕事になっちゃったので。オンエアチェックという形になって、楽しめることではなくなっています。楽しめるのは釣りやアクティビティ、サバイバルなどのジャンルの番組ですね」 ――今後、挑戦されたいことはありますか? 「やはり三波春夫さんに憧れがあって、今の自分の歌の世界をちゃんと確立したいなと思っています。日本の三大話芸である浪曲と講談と落語、という3つの世界を自分の演歌の世界に持って行きたいなと思い、昨年の11月に落語歌謡という作品を出させていただきました。その続編をぜひ作りたいなと思っています」 文=HOMINIS編集部
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