11歳男子は5人に1人が肥満傾向…全年代で全国平均上回る 虫歯や視力1.0未満の割合も 福島【学校保健統計調査結果・27日発表】
テレビユー福島
文部科学省は27日、子どもの健康に関する調査結果を公表しました。福島県内では、肥満傾向にある子どもが、すべての年代で全国平均を上回っています。 【写真を見る】11歳男子は5人に1人が肥満傾向…全年代で全国平均上回る 虫歯や視力1.0未満の割合も 福島【学校保健統計調査結果・27日発表】 文部科学省は27日、県内165の幼稚園や学校に通う子どもたちの健康状態について調査した、昨年度の結果を公表しました。 それによりますと、肥満傾向にある子どもは、5歳から17歳までのすべての年代で、全国平均を上回りました。特に、11歳の男子は19.45%で、およそ5人に1人が肥満傾向にあります。一方で、5歳から7歳など、6つの年代では、前の年に比べて改善しました。 結果について、県は「運動や食生活の改善に向けた取り組みに一定の成果があったとみられる」としています。 ■虫歯や視力1.0未満の割合も全国上回る また、福島県では、虫歯の割合や、裸眼の視力が1.0未満の割合も全国平均を上回りました。 スマートフォンの普及などにより、全国でも子どもの視力は低下傾向にあります。県内では、裸眼の視力が1.0未満の割合が、小学校では43%、中学校で67.3%、高校で81%と、統計開始以来、最も多くなりました。 詳しい要因について県は「検証中」としていますが、いまは小学生でもスマートフォンを持っていたり、学校でもタブレット端末が配布されたりと、家庭だけでなく、学校の授業でも画面を見る機会が増えているので、こうしたことも要因の1つとみています。
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