大谷翔平の盗塁成功率92・7%は21世紀に40盗塁以上を記録した選手でベスト5入り…最高は日本人のあのレジェンド
◇19日(日本時間20日) マーリンズ4―20ドジャース(マイアミ) ドジャースの大谷翔平選手(30)が「1番・指名打者」で出場し、6打数6安打3本塁打、10打点、2盗塁で前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成した。3本塁打、6安打、10打点はいずれもメジャー自己最多。また、チームは12年連続のポストシーズン進出を決め、大谷はメジャー7年目で初めて10月の舞台を踏む。 ◆大谷翔平、シャンパンで乾杯…ソックスに注目集まる【動画】 大谷はこの日を終えて28連続盗塁成功で、7月22日を最後に失敗がない。これは2006~07年マリナーズのイチローが樹立した同45連続に次ぐメジャー日本選手で歴代2位の記録だ。 そして、盗塁成功率92・7%(51盗塁、失敗4)は、米スポーツ専門局ESPNによれば、21世紀に40盗塁以上を記録した選手で5番目に高い数字だという。最高は06年のイチローで、95・7%(45盗塁、失敗2)。それに続くのは08年フィリーズのジミー・ロリンズの94%(47盗塁、失敗3)、04年ロイヤルズとアストロズのカルロス・ベルトランの93・3%(42盗塁、失敗3)、13年レッドソックスのジャコビー・エルズベリーの92・9%(52盗塁、失敗4)。 また、「50盗塁以上で成功率92・7%」は、歴代3位。1位は1922年パイレーツのマックス・キャリーの96・2%(51盗塁、失敗2)で、2位は前出の13年のエルズベリーとなっている。
中日スポーツ