【札幌記念】「中山芝GⅠの連対馬」は複回収率142% データで導く穴馬候補3頭
芝のGⅡ、GⅢは岩田康誠を買え ノースブリッジ
ラストはノースブリッジ。香港のQE2世Cでプログノーシスと対戦し、同馬とは0.2秒差の3着と健闘した。注目ポイントは鞍上。継続騎乗の岩田康誠騎手は、先週の関屋記念(ディオ)でも8番人気2着と穴をあけた。 岩田康騎手はかつてのようにGⅠで有力馬に乗りまくる立場ではなくなったが、重賞での勝負強さはなお健在。過去5年でJRA重賞18勝、単回収率166%と妙味も兼ね備え、「芝のGⅡとGⅢ」に限れば【17-10-17-101】複勝率30.3%、単回収率240%、複回収率131%とさらに頼もしさが増す。 ノースブリッジ自身、3走前はイクイノックスの歴史的レコードに沸いた天皇賞(秋)で、相手が強すぎた上にペースも厳しかった。2走前は2400mで距離が長く、前走は香港GⅠでロマンチックウォリアー、プログノーシスに次ぐ3着と善戦した。前でロスなく立ち回り、Cコース替わり初週の馬場も味方につければ一発あっていい。 <ライタープロフィール> 鈴木ユウヤ 東京大学卒業後、編集者を経てライターとして独立。中央競馬と南関東競馬をとことん楽しむために日夜研究し、X(Twitter)やブログで発信している。好きな馬はショウナンマイティとヒガシウィルウィン。
鈴木ユウヤ