同僚議員に暴行 政治倫理審査会を設置方針 足利市議会
とちぎテレビ
足利市役所の庁舎内で23日、76歳の市議会議員が同僚の別の議員の足を蹴ってけがをさせる暴行を加えたとして、足利市議会は来年(2025年)1月にも政治倫理審査会を開いて、事実関係を詳しく審査する方針を決めました。 足利市議会事務局などによりますと、23日開かれた市議会の議員懇談会のあと、 三田研三議員(76)が、市役所の議場前の廊下で、小林貴浩議員(57)の足を1回蹴って、全治3週間のけがをさせる暴行を加えたということです。 三田議員は、今年10月と12月に中学校で行われた議員らによる出前講座で、2回にわたって自身の理想とする政策を繰り返し述べたとして、23日開かれた非公開の議員懇談会で態度を改めるよう求められていたということです。 議員懇談会が終了した直後、三田議員は小林議員の足を蹴る暴行を加え、その後、その場で謝罪したということですが、暴行を受けた小林議員は24日、警察に被害届を提出したということです。 これらの事態を受けて、足利市議会の各会派は23日、幹事長会議を急きょ開き、年明け1月にも政治倫理審査会を開いて、事実関係を詳しく審査する方針を全会一致で決めました。
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