大宮駅グランドセントラルステーション化 戦略会議
JR大宮駅周辺の再開発に向けて、さいたま市が進める「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」。構想の推進に向けて、専門的な知識を持つ有識者から意見を聞く会議がさいたま市で開かれました。 「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」はJR大宮駅周辺の駅前広場のまちづくりや交通基盤整備を一体で進める構想です。 構想の推進にあたり、専門的知識を持つ有識者から意見を聞く推進戦略会議は、5回目で、25日は、LIFULLHOME’S総研の島原万丈所長が講演しました。 島原氏は、マンションだけが建ち並ぶ景色や個人商店が消えて全国チェーン店だけが入る均質化された消費空間が本当に住みやすい空間かと提言しました。 そのうえで、住んでいる人自身が地域の自然や食文化などを体感したり他者との関係性をどう感じたりするかなど、五感に訴える都市の評価が大切だと話しました。 講義を受け座長を務めているさいたま市の清水勇人市長は「世間の再開発事業はターニングポイントが来ている。大宮駅グランドセントラルステーション化構想のあり方もしっかり考えていきたい」と感想を述べました。
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