【動画解説】交通障害のおそれも 列島広範囲に黄砂飛来へ
ウェザーマップ
19日(金)頃にかけて、全国的に黄砂の飛来が予想されています。視程不良による交通機関への影響などに注意が必要です。
日本での黄砂観測は3月から5月が最も多くなっています。ゴビ砂漠など黄砂の発生地域の雪が解け、露出した地面が乾燥することで、砂嵐が起こりやすくなるためです。今月から来月は黄砂に対して特に注意が必要な期間といえます。
今回の黄砂はきょう(火)午後には西日本にかかり始め、あす(水)にかけて西日本から東北日本海側まで広がります。一部では濃い黄砂も予想されていて、視程不良により交通機関にも影響が出る恐れがあります。18日(木)にかけてはさらにエリアが広がり、関東や東北太平洋側も黄砂に覆われます。19日(金)になるとようやく黄砂は薄まっていく見通しです。
今回は全国的に黄砂の影響が出そうですから、車や洗濯物への付着に注意してください。アレルギー症状などが気になる方は、マスクなどでしっかりと対策した方が良さそうです。 (気象予報士・藤枝知行)