宇良は土俵際でクルリ前回り 阿炎の連続攻撃に押し倒されて4連敗
◇大相撲夏場所10日目(2024年5月21日 両国国技館) 西前頭4枚目の宇良(31=木瀬部屋)は関脇・阿炎(30=錣山部屋)に押し倒され、7日目から4連敗で6勝4敗となった。阿炎も6勝4敗とした。 立ち合いから阿炎の猛攻にさらされた。低い体勢で、もぐり込もうとしたところ、打ち下ろし気味の激しい突っ張りを連打され、距離を詰められない。その後はのど輪で上体を起こされた。相手の左腕をたぐって形勢逆転を狙うも果たせなかった。 ただ、押し倒される際に前回りでクルリと1回転。受け身は鮮やかだった。 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元関脇・琴勇輝の荒磯親方は「細かい突きで休まずに攻め続けた」と阿炎を称えた。