ヤマハの体験型インスタレーション「e-Plegona(エプレゴナ)」がレッドドット・デザインアワード・デザインコンセプト2024を受賞!
ヤマハ発動機はこのほど、ヤマハ株式会社と共同制作した体験型インスタレーション「e-plegona(エプレゴナ)」が、世界的に権威あるデザイン賞「レッドドットデザインアワード・デザインコンセプト2024」を受賞したことを発表した。同社における2024年のレッドドット・アワードの受賞は、モーターサイクル「MT-09」とスクーター「XMAX300」のプロダクトデザイン賞に続き、2部門・3製品目となる。 【動画で見る】ヤマハの体験型インスタレーション「e-Plegona」
科学とアートを融合させた独自の研究成果に基づき、非言語的で直観的なコミュニケーションによって感情の揺れを人工的に発生させる
レッドドット・アワードは、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催し、1955年に創設された60年以上の歴史があるデザイン賞。「iFデザインアワード」や「インターナショナル・デザイン・エクセレンス・アワード」と並ぶ、世界三大デザイン賞と言われている。プロダクトデザイン賞、ブランド&コミュニケーションデザイン賞、デザインコンセプト賞の3つの分野で構成され、毎年各国から集まる約2万件の応募を世界的なデザイン専門家が審査している。 https://youtu.be/kK3Xn4w3bKg 今回受賞した「エプレゴナ」は、同社の研究部門と両社のデザイン部門が、研究パートナーであるマーク・チャンギージー博士と、カリフォルニア工科大学・下條信輔研究室とともに進めている「感動」体験の研究成果に基づいて制作されたもの。2名のプレーヤーがペアとなって非言語的かつ直感的な意思伝達を繰り返しながら体験するインスタレーションで、科学とアートを融合させた独自の研究成果に基づき、非言語的で直観的なコミュニケーションによって感情の揺れを人工的に発生させる。ジャズの即興演奏のような人と人の「一体感」、あるいは、人が楽器やオートバイに対して感じる「一体感」から生まれる感動を疑似体験できる研究プロトタイプだ。 「エプレゴナ」は、最先端テクノロジーの祭典「サウス・バイ・サウスウエスト2023」(アメリカ・テキサス州オースティン)および欧州最大規模のイノベーションフェスティバル「hub.berlin(ハブ・ベルリン)」(ドイツ・ベルリン)、イノベーションをテーマにしたテクノロジー・カンファレンス「Tech Open Air Festival(テック・オープン・エア・フェスティバル)」(ドイツ・ベルリン)に共同出展された。 ●ヤマハ発動機「デザイン賞受賞製品」
MotorFan編集部
【関連記事】
- 450ps/700Nmを発する3.5L V6ツインターボを搭載!インフィニティがフルサイズSUVの新型「QX80」を7月末より米国で発売
- ヤマハ「MT-09 SP ABS」2024年モデルが発売!ブレンボ製キャリパーやスマートキーの採用など進化ポイントは多数あり!
- 戸田レーシングとエクセディのモータースポーツにとどまらないすごい技術!インホイールモーターに未来はあるか?【人とくるまのテクノロジー展2024】
- スズキが紙の原料にも用いられるサステナブル素材「セルロース」を使ったジムニーデザインのマグカップを発売
- BYDの第三のモデル「BYD SEAL」はe-スポーツセダン!500ps超のパワーで605万円はお買い得か!?