NBAのレジェンド、デニス・ロッドマン氏がサッカーアメリカ女子代表である実の娘に「父親じゃない」と言われ、SNSで謝罪
家庭を顧みない父親だったと暴露される
NBAのシカゴ・ブルズなどで活躍したレジェンド、デニス・ロッドマン氏が、SNSに自身の子どもたちに対する謝罪文を投稿した。 パリ五輪の日本戦でゴールを挙げるトリニティ・ロッドマン 今回、彼が謝罪の意を表したのは、実の娘トリニティ・ロッドマンがポッドキャスト『Call Her Daddy』でロッドマン氏のことを「父親じゃない」と発言したことに対する反応と見られる。 トリニティ・ロッドマンと言えば、アメリカ女子プロサッカーリーグで活躍する選手で、パリ五輪ではアメリカ女子代表として金メダルを獲得した。トリニティはその番組内で、幼い頃に経験した父の自己中心的な行動を回顧。「父と一緒に住もうとしたけど、彼は1日24時間、1週間ずっとパーティーをしていて、手当たり次第に女を連れてきた」と語り、そのために一時期、母親と共に車での生活を強いられた過去まで暴露した。 また彼女は「血のつながりはあっても、それ以外は何もない。ネガティブなことは言いたくないけど、彼の声を聞くのは苦痛」とまで述べており、父に対して簡単には許容できない気持ちが残っていることを伺わせた。 一方、父のロッドマン氏は自身のSNSに、トリニティや息子のDJ・ロッドマンと共に写る写真を幾つも公開し、子どもたちへの想いを綴った長文を投稿した。 「ごめん。あなたが望んでいたような父親になれなかったけど、今では父親になろうと努力しているし、これからも努力し続けることをやめない。たとえ困難で、時間がかかっても、私は挑戦する。私はいつもここにいる。そして、あなたや留守番電話に、私があなたをどれだけ誇りに思っているかをいつも伝えている。私の願いは一つで、子どもたちが私に電話して会いに来てくれること。いつかそれが実現できればいいなと思う」 果たして関係改善を望む父の思いは娘に受け入れられるのか。この親子関係が1日も早く修復されることを願うばかりだ。
構成/ザ・ワールド編集部