「もちろん、目標はタイトル。僕はそのためにここにいる」 アトレティコ加入のMFギャラガーが“頂点”見据える
アトレティコ・マドリードに加入したMFコナー・ギャラガーが決意を語った。22日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 2000年2月6日生まれのギャラガーは現在24歳。生家はチェルシーの練習場付近で、6歳の頃にそのクラブの下部組織に入団した同選手は、順調に各カテゴリーを踏破した後、クリスタル・パレスを始めとする国内複数クラブへのレンタルを経て、2022-23シーズンにトップチームの選手として『スタンフォード・ブリッジ』に立った。昨シーズンは公式戦50試合に出場し7得点9アシストを記録するとともに、主将DFリース・ジェームズが不在時にはゲームキャプテンを務めるなど、不動の地位を確立。しかし、来夏に満了を迎える現行契約の延長交渉がまとまらなかったこともあり、チェルシーに別れを告げることとなった。 そんなギャラガーが選んだ新天地は、スペイン3強の一角を担うアトレティコだ。“ビッグサマー”における4人目の新戦力として5年契約を締結した同選手は、クラブ公式メディアのインタビューにて「素晴らしいスタジアム。ここに来るのは初めてだけど、とにかく壮大だね。プレーするのがもっと楽しみになったよ」と『シビタス・メトロポリターノ』について触れつつ、「クラブをできるだけ助けたい。もちろん、目標はタイトル。僕はそのためにここにいる。多くのタイトルを獲得してきたビッグクラブだし、これからは一緒にそれを成し遂げられることを願っている」と決意を口にした。 また、ハードワークが要求されるディエゴ・シメオネ監督のチームに加わるギャラガーは「僕はピッチ上で何でもやるようにしている。どんな時もハードワークを惜しまない。ピッチ上にすべてを残す。ゴールのチャンスを作り出せるように努めるし、守備でもできる限りチームを助けたい。さっきも言ったけど、あらゆることに少しでも関わろうとしているんだ」と自身のプレースタイルについても語っている。 縦横無尽に走り回るハードワーカーとして、プレミアリーグで躍動したギャラガー。ラ・リーガ初挑戦となるが、シメオネイズムを享受するチームともに、見据える頂点へと駆け上がるのだろうか。
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