【フィギュア中国杯】佐藤駿、首位発進 女子の千葉百音に続き、男子もSP1位
◇22日 フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第6戦・中国杯第1日(重慶) 男子ショートプログラム(SP)は24年の四大陸選手権2位で、今季はGP第2戦カナダ大会2位の佐藤駿(20)=エームサービス・明大=が今季ベストの98・75点をマークして首位発進。女子SPで首位の千葉百音(木下アカデミー)に続き、男女とも日本勢がSP1位でフリーに進む。2位は93・21点のシャイドロフ(カザフスタン)が入った。 佐藤は冒頭の4回転ルッツを始め、4回転―3回転の連続トーループ、そしてトリプルアクセル(3回転半)とジャンプ3本でノーミス。後半のステップシークエンスでレベルを落としたが、4回転ルッツはGOE(出来栄え点)3・29の加点を獲得するなど堂々の滑りで首位に立った。 第3戦のフランス大会を優勝したアダム・シャオイムファ(フランス)は最終滑走で登場したが、4回転トーループを転倒するミスがひびいて91・22点の3位発進となった。
中日スポーツ