目指せジビエ料理コンテスト「ナンバー1」 シカ肉がおいしいホットサンドとブリトーに 八代工高生がメニュー考案
八代市の八代工高機械科3年生が、シカ肉を使ったホットサンドとブリトーを考案した。ホットサンドは日本ジビエ振興協会主催の第9回ジビエ料理コンテストにレシピを応募する。 同高ハンター班の生徒が、八代地域の鳥獣対策の一環として企画した。八代地域の森林はシカによる食害が深刻化。シカ専用の箱わなも作って、昨年度は市に寄贈した。 生徒たちは25日、同校で料理を試作。同市の食肉加工業「カネムマンソーセージ」の村上慎一代表(47)の指導で、甘辛く炒めたシカ肉のミンチとレタス、トマトをパンで挟んで焼いたり、トルティーヤで包んだりした。 ハンター班の生徒は、「見た目は改善が必要だが、味はシカ肉の臭みもなくておいしかった。コンテストで1番を目指したい」と意気込む。村上さんは「生徒が試食して感じたことを生かして改良すれば、さらに良い料理に仕上がるはずだ」と期待した。(上島諒)