前夜緊急降板のソフトバンク松本裕樹、右肩違和感で出場選手登録抹消 倉野信次コーチ「痛みをごまかしていたわけではない」
ソフトバンクは5日、松本裕樹投手(28)の出場選手登録を抹消した。 松本裕は4日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)で9回に登板し、打者一人に四球を与えたところで緊急降板した。右肩の違和感によるもの。 ■緊急降板の守護神がベンチで…【写真】 同日の試合後、倉野信次投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は「今だから言えるけど、1カ月以上前からだましだましやっていた。今日はそれがぎりぎりの状態ではなくなってしまった」と説明していた。 5日、筑後で取材対応した倉野コーチは「誤った表現をしてしまったので訂正したい。1カ月だましだましと言ったけど、痛みをごまかして投げていたわけではない。疲労による張りが取れるのが遅くなっていたので(登板)間隔を空けながらやっていた。痛みという認識ではなく、回復しきっていないという感覚だった。ブルペンでもうちょっと早く判断できれば良かった」と説明した。 今後は病院での診察も予定。1軍に残ったまま回復の様子を見ていく。倉野コーチは「回復したらまた戻ってこられると思う。回復が遅くなるぐらい疲労が蓄積していた」と話した。 今季の松本裕はリーグ最多タイの50試合に登板。2勝2敗14セーブ、23ホールドの防御率2.89。 【松本裕樹が悔やんだ判断】#OTTOホークス情報 「みんなを信頼して…」緊急降板した松本裕が試合後に語ったこととは?【詳細は関連記事、松本裕樹が悔やんだ判断から】
西日本新聞社