えっ!?これアディダスなの? 確かに“3本線”かも…「MC80」を試し履き
シューズマニア・室井、セールスプランナー・塩田、元中古ショップ店長・桂(新加入)の”GDOシューズ三兄弟”が、季節ごとに新作モデルをテストする恒例企画(2024年春夏モデル編)。今回はアディダス「MC80」をPick up!
アディダスと言えば、あの御三家じゃないの?
【塩田】 今回、履いてもらったのはアディダスの「MC80」です。 【室井】 アディダスと言えば「コードカオス」「ツアー360」「ZG」の御三家だろうと思っていたけど、別のシリーズだったことにビックリしました。 【桂】 僕もアディダスはスポーティイメージなので、クラシックな見た目にギャップを感じました。でも、履いてみたらもっとギャップがあって、硬そうに見えて柔らかいんですよ。
【塩田】 モデル名の「MC」はモダン(M)クラシック(C)で、「80」は80年代からインスピレーションを受けたシューズというコンセプトです。
履き心地は「コードカオス」に近い!?
【塩田】 インソールはライトストライクを全体的に使いつつ、カカトにはブースト(衝撃吸収性と反発性という相反する特性を1つにまとめて生まれたミッドソールテクノロジー)を入れています。アディダスのシンボルでもある3本線はないけど、履き心地はアディダスらしいです。 【桂】 コードカオスでブーストの存在は知っていましたが、「ライトストライク」はどういう素材ですか? 【塩田】 ライトストライクはブーストよりも反発力があって、少し硬めです。 【室井】 硬いというよりも、柔らかすぎないフィーリングかな。クラシックな見た目でも、アディダスの場合はこのインソールが入っているだけですごく安心。 これだけで、アディダスらしくなりますよね。
【桂】 履き心地はコードカオスとそんなに変わらない感じでした。 【塩田】 ラスト(木型)はコードカオスやZGと同じです。 【桂】 ブーストを使っているカカト側はしっかり沈んでくれるので、履いたときに高すぎないのも良かったです。