夜飲鶏ます（やいとります）が提供する串焼きの一例

　焼き鳥店「夜飲鶏ます（やいとります）」が10月14日、ベイビル（八戸市六日町）1階で営業を再開した。（八戸経済新聞） 　会社員生活を送りながら焼き鳥店「よしと」（八日町）で約1年修業した佐藤孝耶さんが昨年5月、六日町地区のビル2階に出店した同店。八戸市中心街で今年4月の開業を予定していた大型商業施設に移転することを決め、3月に一時閉店したが、施設の開業が何度か延期されたことを受け移転を断念し、廃業を決めていた。SNSでそのことを知ったベイビルに入居する飲食店「華月」の関係者から出店を持ちかけられ、同店グループ傘下として同ビルに入居。約6カ月ぶりに営業を再開した。 　新店舗の面積は約10坪。席数は約20席で、テーブル席やカウンター席を用意する。旧店舗で提供していた岩手県産の純和鶏（じゅんわけい）や国産の若鳥を使った焼き鳥メニューのほか、新たに梅わさびとゆずこしょうで味付けした「ささみ串」や「せせり」（以上400円）を追加した。焼き鳥は全て2本ずつ提供し、テイクアウトにも対応する。唐揚げや枝豆などのサイドメニューも増やしたという。佐藤さんのお薦めは、焼き鳥2本に小鉢2皿、ドリンク1杯が付く「ちょい飲みセット」（1,300円）。 　佐藤さんは「『復活して良かった』という声がうれしかった。気軽に食べに来てほしい」と呼びかける。 　営業時間は18時～翌2時。11月以降の営業時間はインスタグラムで知らせる。日曜定休。