咳出る場合はマスクを…『マイコプラズマ肺炎』富山県内でも感染者増加 学校など濃厚接触が多い場所で拡大
富山テレビ放送
全国的にも感染者が増えているマイコプラズマ肺炎が、県内でも増加しています。 県感染症情報センターによりますと今月27日までの1週間でマイコプラズマ肺炎に感染した患者の数は一定点医療機関あたり2.40人と前の週より0.60人増えて増加が続いています。 マイコプラズマ肺炎は呼吸器の感染症で、全国で増加し、20歳未満の患者が3割を占めています。 感染経路は、飛沫と接触で家庭内や学校など濃厚接触が多い場所で感染の広がりが見られ、感染してから発症するまで2週間から3週間と潜伏期間が長いのも特徴です。 秋冬に増加する傾向があり、県は、石鹸での手洗い、咳の症状がある場合は、マスクを着用するなど注意を呼びかけています。 また、例年とは違う広がりを見せている手足口病は前の週から大きく減りましたが依然として、警報レベルの2倍以上となっているほか、インフルエンザも微増となっており、今後、注意が必要です。
富山テレビ放送