「少しでも安いものを」物価高で迎えた年末年始…福袋は食料品が人気に おせちは「コスパ重視」と「高級志向」の二極化…業者には価格抑えるための苦心も
松本地方の年取り魚として欠かせないのが、「ブリ」ですが、価格は当初の想定とは異なっていたと言います。 富山県の氷見産や福井県産のものなどがずらりと並び、家族連れが吟味しながら買い求めます。 年々上がる価格に消費者は・・・。 男性: 「ある程度はしょうがないと思うんですけど、少しでも安くていいものを欲しいとは思う」 男性: 「歳末としては仕方ないかなと思う。買い物できないしね、高いから。だからあえて家内も連れてこない」 「高い買い物をしちゃうでしょ?僕ら男が買うと、(妻は)節約家だから」 たくさんの魚を抱えたこちらの男性は。 男性: 「ブリを買いました。福井のブリです。2家族分です。物価高いですが特別に正月、年末年始は贅沢してと思ってます」 仲卸業者によりますと、今シーズンはブリが豊漁ですが、値段は下がらないといいます。 仲卸業者: 「漁師さんたちの(漁船の)燃料とか価格が上がったので、(燃料が)去年と同じ価格帯でいけば絶対(ブリの値段は)落ちているところが、落ち切らなかった」 にぎわいをみせた市場でしたが、関係者は例年よりは少ない客入りだったと受け止めました。 一方、正月といえば・・・やっぱり「福袋」ですよね! 百貨店では食料品に特化した福袋が多く用意され、人気を集めました。 開店の1時間以上前から行列ができ始めた、ながの東急百貨店。 年明けの2日に恒例の初売りが行われました。 男性: 「7時ぐらいからです」 「少しでも安いものだったり、いいものだったり手に入るので、うれしいと思います」 男性: 「お目当てのものは服です」 「年に一度の目玉を狙っているような形で期待しています」 行列は正面の入口だけでなく、地下の食料品売り場につながる入口にも。 男性: 「お得感があるのでそれに惹かれて。おいしいものを(新年の)最初から食べたいなと思って」 女性: お目当ては? 「とんかつまい泉さん」 「きょうのお昼に食べるのを楽しみにしています」 開店時間の午前10時になると、並んでいた人たちが一斉にお目当ての売り場へ!
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