麻倉未稀、乳がん公表し闘病中の梅宮アンナに感謝「皆さんの励みになる」
歌手麻倉未稀(64)が9日、大阪市のMBSでがん啓発イベント「ちゃやまちキャンサーフォーラム」に出席した。 麻倉は17年に乳がんの告知を受け、治療。現在は再発、転移はなく経過観察中だ。その経験から、ピンクリボン活動にも熱心に取り組んでいる。 同イベントは、MBS社内有志と認定NPO法人キャンサーネットジャパンが15年から共同で開催しており、今回で10回目。麻倉の出演は18年以来6年ぶりで、「がん患者の皆さんが前向きに知るということをしている」と喜んだ。 麻倉は「納得いく治療を受けてほしい」と呼びかけ、大ヒット曲「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」を歌い、エールを送った。 ステージAの乳がん闘病中のタレント梅宮アンナ(52)がこの日、右胸の全摘手術が無事に終了したと報告したが、梅宮には「抗がん剤で小さくしてから、手術なさった。すごく勇気のある方で、先生としっかり対話をなさって治療に望んだのはすばらしいと思った。私よりお若いし、発信していただけるのは私たちもうれしい。皆さんの励みになる」。がんを公表し、闘病生活を続ける梅宮の姿に敬意を表した。 その上で、「ブレスト・アウェアネスって自分の胸に関心を持ってほしい。お風呂に入った時にでもいいから、自分の胸に関心を持って、何かおかしいと思ったら、クリニックなりに行って診断していただければ」と呼びかけていた。