「いつか泊まってみたい」と噂のアートデスティネーション、『白井屋ホテル』をレポート
2020年12月に前橋に開業し、ナショナルジオグラフィックトラベラーの「2021年世界のベストホテル39」にも選ばれた白井屋ホテル。いつか泊まってみたいと噂のアートデスティネーションホテルでの滞在は、期待以上の素晴らしいものでした。「ゴ・エ・ミヨ」に3年連続で掲載されている白井屋ザ・レストランでの群馬愛にあふれた、郷土料理などを再構築したイノベーティブフレンチもぜひ五感で楽しんで! 40代のための旅&グルメ最旬ニュース
国内外で話題となっているアートデスティネーションホテル白井屋ホテルは、東京から電車や車で約2時間の前橋にあります。前橋市の活性化を目的に6年半かけ、300年以上続いた白井屋旅館の70年代の建築物を建築家藤本壮介氏が改装。ヘリテージタワーと新築の緑に覆われたグリーンタワーがあり、ヘリテージタワーは、吹き抜けに巡らされた、2014年の金沢21世紀美術館の個展でも忘れられないほど感動した、レアンドロ・エルリッヒの作品が印象的です。エルリッヒが手がけた部屋もあり、いつか泊まってみたいです!
ゲストの2割ほどは海外かららしく、私が友人と滞在した時も、ロンドンから、東京、直島、そしてこのホテルを旅行中のご夫婦に遭遇。インターネットで見つけて初めていらしたそうで、全25室のうち4つある、世界的に知られるアーティストがデザインした部屋のひとつを予約したそうで、ここでしか味わえないthe Restaurantでのディナーと滞在を、素晴らしい!と絶賛していました。
チェックインをし、ウェルカムドリンクののちお部屋へ。アートを施したエレベーターを降りれば、このホテルのために藤本壮介氏がセンティングデザイナーと共に考案した香りがふわりと廊下に漂っていて癒されます。どの部屋にも異なる作家のアート作品が展示されており、このホテルのために作ってもらったというの安東陽子氏がデザインしたカーテンも素敵です。アメニティは気に入って愛用しているOSAJI!リネンやスピーカーなどまでシンプルで心地よくおしゃれ!