【解説】松本人志さん(61)芸能界復帰に橋下徹氏「認める事実が消費者に受け入れられれば」 週刊文春との訴訟取り下げで
「裁判起こす前に謝罪すれば…」
青井実キャスター: ーー橋下さんは裁判を続けるデメリット、どういうところにあると思いますか? スペシャルキャスター・橋下徹氏: この裁判が行われることによって、松本さんが争っているということがずっと続く。それはイメージとしてはマイナスだと思いますね。 事実無根というのであれば、一切何の事実もないということであれば、事実無根で争えばいいんですよ。ただ、この記事に書かれているように、飲み会があったとか、ここは分かりませんが、女性と何らかの関係があったとか、何かしらそういうものがあれば、その事実を認めたうえで、やっぱり気持ちを害した女性に対し謝罪をすると。 今回の結論が、裁判を起こす前の段階でこういう対応をしていれば、きちっと謝罪してということであれば、こんなに裁判が長引くこともなく、仕事の復帰、もしかすると仕事を1回中断することもなかったかもしれないと思うと、すごく残念なんですけどね。 青井実キャスター: ーー謝罪するということは文春側の報道を認めたということではないですよね? フジテレビ社会部デスク・知野雄介: これまでの綱引きの経緯を考えると、「報道をすべて認める」ということではないのかなと思います。
芸能界復帰への道筋は?
青井実キャスター: ーーもし訴訟が取り下げられた場合、気になるのが、松本さんが芸能界に復帰するのかどうか。もし復帰する場合、会見はあるのか? 木村拓也キャスター: 元週刊文春の中村竜太郎さんに聞いたところ、「会見が必要などという“世間の声”が出てくるだろう」、「時期的に見れば、2025年にちゃんとした場を用意して復帰するのではないか」、「サプライズでM-1の審査員で復帰の可能性も」と指摘しています。 青井実キャスター: ーー橋下さんは松本さんの芸能界復帰についてどう見ますか? スペシャルキャスター・橋下徹氏: 謝罪の中で、どこまでの事実を認めるかということですよね。その事実が、消費者、いわゆる一般の人たちが受け入れられるかどうか。松本さんの仕事というのは、背景にスポンサー企業があるわけですから。スポンサー企業は消費者のことを考えています。ですから、松本さんが認める事実が、消費者として受け入れられれば復帰ということになるでしょうし、それが駄目だったらなかなか復帰は難しいということになるでしょう。 青井実キャスター: ーー会見等が行われるという話はまだ入っていないんですね? フジテレビ社会部デスク・知野雄介: 今のところ、会見が行われるという情報は入っていません。 8日午後5時過ぎ、吉本興業が松本人志さんのコメントを発表した。 これまで、松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました。そのうえで、裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました。 松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます。 尚、相手方との間において、金銭の授受は一切ありませんし、それ以外の方々との間においても同様です。 この間の一連の出来事により、長年支えていただいたファンの皆様、関係者の皆様、多くの後輩芸人の皆さんに多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。 どうか今後とも応援して下さいますよう、よろしくお願いいたします。 (「イット!」11月8日放送より)
イット!