ラトクリフ氏が来季のマンUを大改革!? 放出と獲得のリストはスター揃い
ヴァランやカゼミロは放出か
英『TEAMTALK』は、マンチェスター・ユナイテッドのサー・ジム・ラトクリフ共同オーナーがチームの背骨の総取り替えを画策していると報じた。 今シーズン不調が続くレッドデビルズは、エリック・テン・ハーグ監督解任の噂が後を絶たないが、チームの主要メンバーを放出し、新たな選手を豊富な資金でカバーするとのこと。 放出される選手として名前が挙がったのは、ラファエル・ヴァラン、カゼミロ、クリスティアン・エリクセン、アーロン・ワン・ビサカなどの最大6人のスター選手。実力者揃いだが、全盛期を過ぎた感があることは否めない。 そこで首脳陣は、新たなセンターバックとセントラルミッドフィルダー、そしてセンターフォワードを獲得予定だという。守備のトップターゲットは、エヴァートンのジャラッド・ブランスウェイトだ。今、プレミアリーグで最も優れたDFと目され、第29節延期分のリヴァプール戦ではゴールも決めている。移籍金は8000万~1億ポンドと言われているが、ユナイテッドは7000万ポンドでの合意に自信を持っているという。 中盤のターゲットには、ユヴェントスのウェストン・マッケニーの名が上がっている。特にラトクリフ氏が彼の大ファンであり、2000万ポンドほどで契約する可能性があるようだ。他にもエヴァートンのアマドゥ・オナナ、ノッティンガム・フォレストのダニーロにも注目しているという。 センターフォワードに関しては、ブレントフォードのイヴァン・トニーの名前が挙がっており、この選手は元々1億ポンドほどの値がついていたが、賭博規則違反により3000万~4000万ポンドに下がったとされている。彼を真価の数分の一で獲得できるチャンスであることは間違いない。 特記した3人の選手の総額は、約1億3000万ポンドにものぼるが、ラトクリフ氏の豊富な資金力をもってすれば問題ないのかもしれない。確かに移籍がすべて実現すれば、魅力的なチームになることは間違いない。かつてのプレミアリーグの盟主として、いつまでもマンチェスター・シティやリヴァプール、アーセナルに遅れをとっていることは許されない。 来季は顔ぶれが様変わりし、新たなレッドデビルズとなるのだろうか。今後の動向から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部