マネーフォワードME、2人で家計管理できる「シェアボード」
マネーフォワードホームは、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」において、'25年1月下旬から2人でお金の管理ができる「シェアボード」を提供すると発表した。また、11月22日の「いい夫婦の日」に合わせて、共働き夫婦・パートナー間の家計管理に関するアンケート結果も公開した。 【この記事に関する別の画像を見る】 ■ 2人で家計管理ができる「シェアボード」を提供 「マネーフォワード ME」は、銀行や証券会社の口座、クレジットカードなどを自動でまとめ、家計簿を自動作成するサービス。新機能「シェアボード」では、夫婦やパートナー間でお金の管理ができるようになる。提供開始は'25年1月下旬を予定している。 シェアボードは、お互いが連携した口座の資産推移をグラフで確認できる。また、口座状況も一覧で把握できるほか、ふたりだけの家計簿を作成できる。 ■ 共働き夫婦の家計管理スタイルと黒字家計の秘訣 アンケートでは、共働き夫婦・パートナー間での家計管理スタイルや、お金の価値観について調査。相手の収入について「具体的な金額まで知っている」と答えた人は66.5%、「おおよその金額を知っている」が29.8%、「知らない」が3.7%で、多くの夫婦が収入情報を共有していることが分かった。 また、黒字家計を実現している家計管理スタイルの上位3位は、1位「項目ごとに支払いを分担している」(32.7%)、2位「共同口座に互いの収入を全てまとめて生活費・貯蓄をやりくりし、そこから互いのお小遣いも引き出している」(19.1%)、3位「一方の収入を生活費に全てあて、もう一方の収入を全て貯蓄している」(14.3%)となった。 さらに、共働き夫婦・パートナーが暮らしに余裕を生むためにお金をかけたいと思うこととして、1位「食費(外食、宅配サービス、ネットスーパー等)」(38.3%)、2位「時短家電(ロボット掃除機、食洗機等)」(36.3%)、3位「住居費(職場に近い物件に引っ越す等)」(7.6%)という結果になった。 マネーフォワードでは、夫婦・パートナー間でお互いの理想の生活やお金の使い道といった「お金の価値観」をすり合わせ、理想の家計を考えるきっかけとして、ワークシート「ふたりのお金 家計の理想見える化シート」を公開している。
Impress Watch,佐々木 翼