バイデン大統領とトランプ氏が13日会談へ…政権移行に向けた協議 “チーム・トランプ”は「パリ協定」再離脱含む大統領令検討か
アメリカのホワイトハウスは、バイデン大統領とトランプ次期大統領が、政権移行に向けた協議のため、13日に会談すると発表しました。 ホワイトハウスは9日、両氏の会談が13日に大統領執務室で行われると発表しました。 大統領選の後には、現職の大統領が次期大統領をホワイトハウスに招待して協議するのが慣例ですが、前回2020年の選挙では、当時の現職だったトランプ氏が敗北を受け入れず、勝利したバイデン氏との面会を拒否し、政権移行の手続きが遅れました。 バイデン氏は7日の演説で、「大統領としての責務を果たす。平和的な政権移行が行われる」と強調し、政権移行に向けて協力すると表明していました。 一方、トランプ氏は6日の勝利宣言以降、公の場に姿を見せていませんが閣僚人事の検討を本格化させているほか、現地メディアは、トランプ氏の政権移行チームが気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」からの再離脱を含む、大統領令を検討していると報じています。
フジテレビ,国際取材部