暖かさだけじゃない。無印良品のスポーツ系アウターが今バカ売れしている【意表をつかれる理由】
ようやく冬らしい冷たい風が吹き始め、都内もいよいよ真冬に向かっていると感じる今日この頃。やっと冬のアウターの出番がやってきました。 【画像】無印のベンチコートは、スポーツ用のそれとは一味違う! そこで今回は、無印良品の新作アウターの中から、注目の"あったかアウター”を買ってきました。 それでは早速検証していきましょう。果たしてその実力は?
見た目にも暖かい適度なボリューム感と、膝下までのロング丈が特徴の『防風撥水中わたベンチコート』。 サッカーをはじめとしたスポーツ業界においては、冬の定番アウターともいえるこの「ベンチコート」ですが、スポーツ系のブランドやアイテムが注目される今だからこそ、日常にも自然に取り入れやすい防寒着となってきました。 特に無印のベンチコートは、ミニマルなデザインかつマットな質感なので、スポーツのそれとは一線を画す仕上がりです。
フロント部分は前立てのない比翼のスナップボタンなので、見た目にもスタイリッシュで好印象です。 ベンチコートの特徴であるフードは大きめの設計で、ネックも首元をしっかりと覆う高さのあるデザインとなっています。前を開けて着た際には、コーディネートのアクセントになるデザイン性の高さも◎
両サイドにウォームポケット、内側に胸ポケットが1つあり、アウターとして最低限の収納スペースは確保しています。とはいえ、袖口もシンプルなスナップによるアジャスターになっているなど、目立ったデザインは少なく、全体的に控えめな印象です。 それでも限りなくシンプルだからこそ、これはこれで素直に「良い」と思えるのかもしれません。
そして、撥水加工が施されたマットな質感の生地は、近年注目度の増している高性能の服を意味する「テックウェア」とも相性が良く、ボリュームの抑えられたシンプルなデザインゆえに、クラシックな装いにも合わせられる万能さです。 ダウンに比べて防寒性は劣りますが、中わたで十分という方には特にお勧めしたい1着だと思いました。