小顔や下腹にも効果的!「ろっ骨」を鍛えることのメリットを専門家が解説【自宅で簡単に出来るセルフチェックの方法】
くびれがほしいのなら、ろっ骨がポイント? 自分のろっ骨の状態を知り、ケアをしていくことで、良い姿勢や疲れにくい身体に繋がるそう。 【写真】スタイルアップに効果的!ろっ骨トレーニングのやり方 今回はボディワーカーの森拓郎さんの著書『おうちで簡単くびれ作り リブトレ』(ダイヤモンド社刊)から、ろっ骨を整えるメリット、セルフチェック方法を解説。 ▼森拓郎 トレーニング至上主義であるフィットネス業界に疑問を感じ、運動の枠だけにとらわれない独自の角度からのアプローチにこだわりを持つ。ファッションモデルや女優などの著名人の支持を集めている。
ろっ骨について
スタイルはろっ骨で決まります。それは、ろっ骨が体を形作っているからです。上半身には背骨という柱があり、背骨からは肺と心臓をぐるりと囲むようにろっ骨がのびています。ろっ骨は左右12対、計24本もあって、それなりに重さがあるので、ろっ骨が前に傾けば背骨も前に倒れ、ろっ骨が後ろに傾けば背骨は後ろに反り返ります。背骨とろっ骨が前や後ろに倒れれば骨盤も影響を受けます。 ▼ろっ骨トレーニングをするメリット 1. ろっ骨のゆがみがとれる 2. 体が伸びて空間が生まれる 体が伸びると……? ・ほおが引っ張られて小顔に ・首が細く長くなる ・アンダーバストが細くなる ・ウエストにくびれができる ・下腹が凹む ・背筋が伸びる 3. むくみが解消される
今のろっ骨の状態をチェック!
部屋の角や、柱の角に、おしりの割れ目がはまるように立ち、背中と頭を角につけます。角に立つとおしりの厚みに関係なく姿勢をチェックできます。そして両手でバンザイをします。横から見たときに耳の穴、肩、太ももの付け根の横に出っ張った部分(大転子・だいてんし)、くるぶしの前が一直線になっていますか?手がまっすぐ上がりますか? 頭と背中が角についたときに、腰に手のひらを差し込める空間があるのが理想です。頭がつかない、肩が前にある、腰の空間が広すぎるのは固い証拠。手が上がらないのは肩の関節と背中が硬くなっているからです。時々、チェックするといいですよ。