中日・石川昂弥、来季は「サードがいい」 現状維持の年俸3000万円でサイン「今年と同じシーズンを送らない」と意気込み
中日・石川昂弥内野手(23)が26日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸3000万円でサインした。痛めていた左手首の状態を問われると、問題なしを強調した。 「症状は完全に治まりました。1カ月くらい打撃練習ができていないので、感覚を戻していきたい」 秋季キャンプ中の4日に症状を訴えた。沖縄キャンプに志願参加したが、体調不良などもあって別メニュー。名古屋に戻ってから病院で精密検査を受けた。MRI画像でも問題はなく「一番ひどかったのは11月の頭。検査したころは痛みも治まっていたので大丈夫だと思っていた。何も問題はなかった」と明かした。 今季はオープン戦の不調も響いて82試合の出場にとどまり、打率2割7分2厘、4本塁打、25打点。「思うようにいかなかった」と悔しさをにじませる。井上監督は三塁での起用を思い描く。「ずっとやってきたので、自分もサードがいい。今年と同じシーズンを送らないように」。万全のコンディションで、勝負の6年目に臨む。(金額は推定)
中日スポーツ