ベトナム人留学生7人に退学強制 尾道の日本語学校、就労時間超過
広島県尾道市の日本語学校に通っていたベトナム人留学生7人が8日、同県福山市役所で記者会見し、就労時間制限を超えて働いたことを理由に強制退学になり、空港に連れて行かれた上で放置されたと訴えた。 留学生を保護する福山市の労働組合によると、学校側は昨年11月12日、法定上限の週28時間以上働いた17人に退学を通告。バスで関西空港へ連れて行き、航空券を渡し、帰国を促した。拒んだ7人は置き去りにされ、組合に助けを求めた。 留学生らは学校の運営会社社長が代表を務める食品会社で働いており、賃金から航空券代などが差し引かれた。別の職場でも働き、就労時間が超過した。