国内最大級のコンテストで優勝 出雲市の人気洋菓子店 快挙の裏にあった“師弟の絆”とは?
有名洋菓子店だけでなく一流ホテルのパティシエらも参加するこの大会、その功績は国内だけでなく海外からも高く評価されるといいます。 まさに、グランシェノンは業界トップクラスのスイーツ店というわけです。 高い技術を持つ2人ですが、ある夢を追いかけて腕を磨き続けてきました。 グランシェノン 赤堀長行さん 「オープニングで入らせてもらったんですけど、自分の独立を見据えての入社でした。 地元の長野で、みんなに喜んでもらえるケーキを作れるような店を作っていきたいと思います」 グランシェノン 堀井勉さん 「僕も将来的には独立を考えています。今までは作ることだけを頑張ってきたんですけど、経営の部分であったりとかも教えて頂いているので、そういうところを吸収して自分の糧にできたらと思っています」 2人の独立を応援するのが、オーナーシェフの福間さん。 今回の大会に出場するにあたっても、つきっきりで指導を続けてきました。 グランシェノン 福間将司オーナーシェフ 「僕が出た時は2018年のチョコレート細工部門で1位を受賞して、2019年はチョコレート細工とホールケーキの部門が一緒になった部門があってそこで1位を受賞させて頂きました」 福間さんは、過去のこの大会で2年連続優勝した経験をもつ超凄腕! 実家が花屋ということもあり、『花』をモチーフにしたお菓子も作っていて、その美しさはSNSなどでも話題となっています。 修業時代に東京の店で知り合った3人。 福間さんが地元で独立する際、彼のたしかな技術と光る感性に魅かれ、赤堀さんも堀井さんも縁もゆかりもない島根に来て修業に励んでいるといいます。 グランシェノン 福間将司オーナーシェフ 「もう7年8年くらい一緒にいるスタッフなので、独立していなくなっちゃうのは寂しいことでもあるんですけど、でも自分のお店をオープンしてくれるってことはうれしいことなので、僕もその時は応援に駆け付けたいなと思ってます。」
ジャパンケーキショーでの快挙の裏側にあった師弟の強い絆。 それぞれの夢を追いかけ、彼らはこれからも走り続けます。
山陰放送