愛犬と家族で面白かったドラマを再現！家族の大切なコミュニケーションになってます【モデルはまじ】
モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。絵本、本、映画に続いて今回は「ドラマ」のお話。おすすめの!? ドラマの楽しみ方を教えてくれました。
愛犬ピピちゃんも参加して家族でハマった「ドラマ」を再現してます（笑）
「皆さん、ドラマはご覧になりますか? 私はよく見ています。テレビでも見ますし、Netflixも好きです。テレビ地上波のドラマは、朝ドラ（NHK）や日曜劇場（TBS）など、家族で楽しめる作品を選ぶことが多く、Netflixでは子どもがいない時間にどろどろした愛憎劇などを観てます。 我が家というか私なのですが、面白い、素敵なドラマを見ると、その影響が普段の生活に現れます。たとえばドラマの1シーンを再現したり、印象的なセリフを家族の日常の中に取り入れたり（笑）。主に楽しんでいるのは愛犬のピピちゃんと私で、夫と息子は気分が乗れば参加してくれます。 たとえば、『TOKYO MER～走る緊急救命室』を見ていたときは、私が鈴木亮平さん演じる喜多見先生役で、ピピちゃんが患者さん役。廊下に倒れているピピちゃんを見つけると、ドラマさながらに私が『医師の喜多見です。もう大丈夫ですよー!』とピピちゃんに話しかけてみたり（笑）。 朝ドラの『らんまん』を見ていたときは、神木隆之介さん演じる植物学者・牧野富太郎が、ご飯ができたからと呼ばれたときに言っていた「寿恵子、邪魔じゃき～」というセリフが我が家で大ヒット。愛犬のピピちゃんが廊下の真ん中、ちょうど歩くのに困る位置にいると、みんながこのセリフを発動。一時期はピピちゃんが“寿恵子”に改名したのかと思うほど、よくピピちゃんを寿恵子と呼んでいました（笑）。私もドラマを再現するのが好きなんですが、我が家の最優秀俳優賞はピピちゃん。思わず台詞を言いたくなる、場所とタイミングを用意してくれるんです。 過去には日曜劇場『テセウスの船』が流行ったときには、息子が家中に謎の手紙などを仕込んだり、私が『ウォーキングデッド』にハマっていたときはゾンビごっこもしていました。 文字にすると何をしているんだろうとも思ったりもしますが（笑）、我が家にとって大切なコミュニケーションになっている気がします。家族で一緒にドラマを見ることで、家族しかわからないお決まりの掛け合いや笑いが生まれ、パッと楽しい時間をみんなで共有することができるんですよね。 今年観たドラマで、私に多大なる影響を与えた作品といえば、Netflixの『First Love 初恋』。今年の初めに見た作品ですが、年末も近づいた今、好きなドラマは? と聞かれたら、上げないわけにはいかないほど、ハマりました。 この作品は、ドラマ再現ではなく、その世界観を作るブルーが印象に残って、日常にも取り入れていました。今日の衣装もスタイリストの亀ちゃん（亀甲有希さん）も私の“ブルー”好きを意識してのコーディネート。ブルーを見ると、也英ブルーを思い出し、ドラマ『First Love 初恋』に心を寄せる日々がずっと続いています。 普段あまり恋愛ドラマは見ないのですが、今年一番くらいに心に残っています。ドラマはストーリー展開やテンポ感など、わかりやすく楽しいものを見ることが多いのですが、『First Love 初恋』は文章を読むときのような、伝わってくる空気感が好きだったのかもしれません。 ドラマはいちばんといってもいいくらい身近なカルチャーだからこそ、家族を含めて、周りの人たちと共有したり、語り合いたくなるんですよね。来年も楽しいドラマに出会えるといいなあ。 撮影/森脇裕介 スタイリング/亀甲有希 ヘア＆メイク/吉岡美幸 構成・文/幸山梨奈
浜島 直子
