AKB48の新センター・佐藤綺星ってどんな子?加入後わずか3か月で選抜メンバー入り
来週17日に発売されたAKB48の64thシングル『恋 詰んじゃった』。そのセンターに初めて立つのが、17期生の佐藤綺星(さとう・あいり)だ。活動を始めてまだ3年目の彼女、いったいどんな道のりを歩いてきたのか。そして、どんな人間性なのか。紐解いてみた。 【関連写真】『星屑テレパス』メインビジュアル、原作イラストをオマージュしたアザーカットほか【7点】 今作のAKB48は新たな試みとして、選抜メンバーをYouTube及び公式SNSで5月1日から順次発表していった。センターとして発表されたのは、2022年5月にお披露目された17期生の佐藤綺星だった。 初めてセンターに立つことになった佐藤は、「やったー! 嬉しい」という感想とともに涙をこぼした。収録後、姉に電話をした。すると、もう一度大粒の涙がこぼれてきた。 佐藤は、「加入する前からセンターに憧れていた」という。センターになりたいと公言もしてきた。こういう新人は珍しい。 2年前のお披露目の日、『大声ダイヤモンド』を真ん中で踊っていたのは佐藤綺星だった。以後、シングルのカップリング曲のセンターも度々任されてきた。が、表題曲のセンターに立ったことはなかった。 センターに決まってからの取材で、彼女はこう話してくれた。 「20歳までになりたい気持ちがありました。私は加入したのが17歳だったから、あと2年と少ししかありません。急がないと間に合わないからスタートダッシュをしようと思いました。加入当初から先輩もライバルだと思うようにしました」 こういう考えを持てる研究生はほとんどいない。研究生のライバルは研究生であって、先輩はあくまで先輩。別物だと考えがちだからだ。 彼女は、ジャズダンスやHIPHOPを取り込んだチアダンスをやっていたので、アイドルダンスに移行するのに、さほど抵抗がなかった。そのためか、加入後わずか3か月で選抜メンバー入りを果たした。この出世スピードは異例だ。お披露目の『大声ダイヤモンド』にしても、その時点で何の問題もなく踊れていたし、人気もついてきていた。17期生イチの出世頭であることはもちろんのこと、近未来のAKB48を背負って立つ人材だと目されていた。