「W杯出場の望みが一層弱まった」オーストラリア代表、未勝利で5位転落!母国紙が危機感「中国代表戦の勝利が必須に…」
オーストラリア代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)の第2節でインドネシア代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。6大会連続のワールドカップ出場を目指すオーストラリア代表は未勝利で、2位以内の成績を残すことが難しくなり、オーストラリア紙『ヘラルド・サン』は危機感を募らせている。 【一覧】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 順位表 オーストラリア代表を率いるグラハム・アーノルド監督は、ミッチェル・デュークやネストリ・イランクンダ、クレイグ・グッドウィンなどを先発起用。引いて守るインドネシア代表を相手に合計19本のシュートを放ち、15回のコーナーキックで何度もチャンスを作ったが、メジャーリーグサッカー(MLS)のFCダラスでプレーする帰化選手のインドネシア代表GKマールテン・パエスに阻まれ、得点を奪えずに0-0の引き分けに終わった。初戦のバーレーン代表戦(0-1敗戦)に続き、またも圧倒的に試合を支配しながら勝利を逃している。これでグループCの6チーム中5位に沈み、ワールドカップ出場が決まる2位以内の確保が難しくなった。 その一方で、日本代表とサウジアラビア代表が他会場で勝利。この結果を受けて、同紙はタイトルに「オーストラリア代表のFIFAワールドカップ出場の望みは、ジャカルタで一層弱まった」とつけ、「2026年のワールドカップ出場を保証するグループリーグ2位以内というオーストラリア代表の望みはすでに脅かされており、来月アデレードで行なわれる中国代表戦での勝利が必須になった」と報じている。
フットボールチャンネル編集部