戸次重幸×橋本淳共演のイヤードラマ『バグ』NUMAで配信 演出・脚本は松尾英太郎
戸次重幸と橋本淳が出演するイヤードラマ『バグ』が、NUMAにて12月25日に全4話が一挙配信された。 【写真】収録に臨む戸次重幸 本作は、劇団スパイスガーデン所属の松尾英太郎が脚本・演出を務めるスリリングドラマ。松尾はTEAM NACS『WARRIOR~唄い続ける侍ロマン』『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』にも出演していて、戸次との親交も深い人物だ。 物語の主人公は新進気鋭の脚本家・川神豊、46歳。9歳年下の妻を持ち、マンションを所有、手がけた新作ドラマも絶賛放送中。ただ、順風満帆に見える彼にも人には言えない秘密がある。それは、他人の人生に耳をすませること。脚本のネタにするため、自身のマンションを盗聴する豊の耳に、住人たちの生々しい日常が聞こえてくる。そんなある日、一組の若い横山夫婦の会話から事態は急展開を迎える。そう、些細な“バグ”がとてつもなく大きな問題を引き起こすように……。 川神を戸次が、騒動のきっかけとなる横山悟を橋本がそれぞれ演じる。 コメント ●戸次重幸(川神豊役) 可愛い後輩、英太郎が作・演出するという事で、一も二もなく協力させて頂きました。 彼の作る舞台は、妙に生々しく人間臭さが特徴的だと思っているんですが、今回の作品は少しドラマ寄りというか、分かり易くエンタメ感の強いもので、私も演じていて非常に楽しかったです。 今後、大作家になるであろう松尾英太郎氏。来たるべき「松尾組」の常連になるべく、今の段階で関われて大変幸運でした! ●橋本淳(横山悟役) 芝居に携わっていると「リアル」と「リアリティ」と「リアリズム」は違うという話題によく出会います。この問いにもちろん正確な回答はなく、それぞれがそれぞれの導き出した答えを信じて、自身の精神とひたすらに向き合うのみ。 今作の主人公もまさにそんな渦中にいます。 生きている者が必死であればあるほど、側面から覗き見る側としては滑稽なもの。 実像と虚像、それが入り混じりどこが境界なのか。僕自身この物語を読んで、ミスリードかもしれないがそれも面白いなと、コンセンサスを取らずに色んな想像をし、音声に乗せてみました。 皆様も耳に入る情報から脳内で自由にご想像ください。それがきっと正解であると思います。
リアルサウンド編集部