リスクリターンが一番見合わないギャンブルは何なのか?【じゃいの人生は最高のギャンブルだ】第96回
あらゆるギャンブルに精通し、どんな場面でも貪欲に勝ちを狙う男・じゃい。馬券でマンションを買ったという芸能界屈指のギャンブラーが、人生を勝ち抜く極意を教えます。 【画像】じゃいの今週のギャンブル格言 【今週のお悩み・第96回】リスクに比例してリターンを増やしたいバスケは近くから打ったら2P(ポイント)、遠くからなら3Pが入ります。それは入りづらさによるものだと思います。 でも、もっと遠くから打ったら4Pとかはありません。リターンという点で考えたら、競馬というのはリスクを取って確率の低い勝負をすればその分リターンがあるので、とてもわかりやすいシステムだと思いました。 じゃいさんが考える、人生において、いちばんリターン効率が悪いギャンブルがあったら教えてください。(20代・男性・自由業) * * * 金鯱賞はプログノーシス連覇で、まあこうなるよねっていう結果に。ヨーホーレイクが2年2ヶ月ぶりで3着。今後注目ですね。プログノーシスは個人的にはディープインパクトの最終兵器で、イクイノックスなき後は現役最強クラスだと思っています。こちらも今後の活躍が楽しみ。 そしてフィリーズレビュー! やりました! 3連単197830円的中! 11番人気のエドヴプレを対抗、3着には12番人気のセシリエプラージュが差したのも大きい。今は個人ではなく、予想を参考にしてくれる人や乗る人が存在するのでうれしさ一際です。それでは今回の質問に参りましょう。 確かにリスクとリターンは基本的に見合うものであってほしいですね。バスケに3Pはあってもどんな遠くからシュートを決めても3Pですね。野球もどんなに大きなホームランも1点。サッカーもどんなに遠くからゴールを決めても1点。どんなにスーパーシュートでも1点。まあルール上その方がベターのようには思います。 麻雀は基本的には難易度が高い役の方が点数は高くなります。ただ、役満は点数が決まっていますが、役満の難易度はそれぞれ違います。四暗刻と四槓子の難易度は大きく変わりますが、点数は変わりません。 そう考えると、明確にリスクとリターンがマッチするという訳ではないですね。 仕事もやはりリスクがある仕事の方が給料や報酬は大きいはずです。それでも「こんなにキツい仕事なのに給料は安い」なんてことは往々にあります。 タレントなどは、その人の価値によって値段が変わるというか、その値段がその人の価値というシステムですよね。CMギャラなんてまさにそれで、数万円のタレントもいれば、億クラスのスーパースターもいます。 同じ仕事量だとしても、リターンはそのタレントの価値によって雲泥の差があります。 ただ、有名人だというリスクもあるでしょう。最近の週刊誌の記事なんかはまさにそれで、スーパースターゆえに、ということも起こります。人気者はプライベートを奪われるというリスクがあるのです。 基本的に、世の中のシステムというのは、リスクとリターンはある程度は比例するものにはなります。