【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は試合で活躍するたびに大きな話題となっている。しかし、試合だけでなく、結婚報道や豪邸報道などプライベートなことでも話題が尽きない。もはや大谷に関する報道が無い日はゼロと言えるほどの過熱報道ぶりだが、インドメディア『エッセンシャリースポーツ』は日本のメディアに違和感を感じているようだ。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　今年は大谷のオフシーズンのフリーエージェント（FA）争奪戦に始まり、ドジャースと結んだ10年総額7億ドル（約1105億円）の大半を後払い契約にしたことや、元バスケットボール選手の田中真美子さんと結婚したこと。大谷の通訳を務めていた水原一平被告のスキャンダルなど、次から次へと新しい話題が提供されている。 　そして、大谷のプライベートに踏み込んだ報道もあり、同メディアは「彼はこの世代で、いや、どの世代においても、最も偉大な野球選手かもしれない。それにもかかわらず、彼のグラウンド外での出来事は、時としてフィールド上での活躍以上に注目されることがある。ドジャースでの成功にもかかわらず、あるいはそのせいかもしれないが、詮索好きな者たちの視線から日常生活を隠すことは、このスター投手にとって遠い夢となっている」との見解を示した。 　続けて、同メディアは「米国では、大谷は国民的スポーツの代名詞である。日本では、彼は神のような存在であり、アイドルであり、国が生んだ最高のアスリートである」とし、「元通訳の水原をめぐる賭博事件とその後の騒動以来、大谷は日本のメディアに背を向けているようだ。 加えて、日本のメディア各社が大谷の妻を調査し続けたことで、大谷の不信感は増すばかりだった」と報じている。