元幕内の炎鵬、同郷大の里に「すごい。今は番付違うけど…」復帰２場所目は序二段で６勝１敗
＜大相撲秋場所＞◇14日目◇21日◇東京・両国国技館 元幕内の西序二段31枚目炎鵬（29＝伊勢ケ浜）が復帰2場所目を6勝1敗で終えた。 【写真】大の里、前代未聞“ちょんまげ大関”期間限定か 西29枚目の冨蘭志壽（ふらんしす、26＝式秀）を押し出しで破った。腕をたぐって土俵際に追い込むと、粘る相手を力強く押し切った。「（相手を）よく見て落ち着いて取れた」と振り返った。 首の大けがを乗り越え、名古屋場所で7カ月ぶりに復帰。序ノ口だった先場所に続き、今場所も6勝1敗。7番を終え「まず無事にけがなく終えられたことが良かった」とホッとした。 ただ「まだまだ。上に行けばレベルが上がってくる。そこで戦える状態を作らないと」と満足はしていない。今後に向け「体を大きくしないと。そこが永遠の課題」。体重は101.4キロで幕内時代と大きく変わっていないが「力をつけないと通用しなくなる」と引き締めた。 今場所は、同じ石川県出身の関脇大の里が活躍している。「すごいなと思う。今は番付が違うけど、そういう日が来ることを目標にしている。励みになる」と、いつか幕内で対戦することを待ち望んだ。
