【ウクライナ敗北は恐怖の始まり】21世紀型の戦い方を習得したロシアが晒す欧州への脅威
ウクライナができること
ウクライナ自体については、敗北が限定的で、ロシアに占領された部分を除く残余の領土で国として機能するとしても、果たして活力ある国として生き残れるのかの疑問がある。多くの国民が国を離れ、国が空洞化するかも知れない。 この記事には、「ウクライナへのEU拡大の約束は包括的な勝利を前提としていた」とある。そうだったのか承知しないが、少なくとも、打ちひしがれたウクライナをEUが抱きかかえることは出来ないかも知れない。 NATO加盟はあり得ないこととなろう。この記事が結論的に述べているように、「もし、ウクライナが負ければどうなる?」という問題に対する唯一の答えは「ウクライナは負けてはならない」であろう。
岡崎研究所