群馬県前橋市出身の五輪ランナー樺沢和佳奈選手 恩師が率いる共愛学園を訪問
群馬県前橋市出身でパリオリンピックの陸上女子5000メートルに出場した樺沢和佳奈選手が9日、中学時代の恩師が指導する前橋市の共愛学園高校陸上部を訪れました。 三井住友海上に所属する樺沢和佳奈選手の前橋・富士見中学時代の恩師・加藤雅史さんは、今年から共愛学園陸上競技部の長距離顧問をつとめています。 共愛学園を訪れた樺澤選手に、駅伝に取り組む1年生の稲井円花キャプテンは「パリオリンピックで日本代表として最後まで力強く走った姿に私達は勇気をもらいました」と話し花束を贈りました。これに応えて樺沢選手は「私が一番大事にしているのは継続することです。みなさんも大きな夢や目標に向かって頑張ってください」と話しました。 共愛学園は県予選を1年生6人で制し、今月22日に京都市で行われる女子の全国高校駅伝に初出場します。 自身もかつて出場した大会について樺澤選手は、各区間のコースの特徴や走る上で注意することなどをアドバイスしていました。