固体電池を採用した“初”のポータブル電源「YOSHINO POWER B2000 SST」ってそんなにスゴいの?
ポータブル電源(通称、ポタ電)の進化が止まらない。初期のモデルは使用されるリチウムイオン電池の種類は三元系が主流だった。しかし三元系はサイクル寿命の短さがネックとなり、ここ3~4年で寿命が長いリン酸鉄系に変わり、ほとんどのモデルがリン酸鉄系へと移ってきた。 【詳しく画像を見る】アルミニウム合金製ハンドルと一体型ボディ そんな中、新たに固体電池を採用したポタ電が登場。固体電池はEVに期待されている最新技術で、電流を発生させるための電解質を固体に置き換えたものだ。 液体電解質を使用しないため、発火や爆発などのリスクを低減できるとあって、安全性の高さが大きな特徴となっている。また放電温度にも注目で、60℃の高温からー18℃までと幅広い範囲に対応しているのも安心度が高い。
ヨシノパワーの「B2000 SST」は1326Whの容量で、AC定格出力が2000Wと車中泊やキャンプにも最適なモデル。ほかにも、容量の小さいB300 SSTやB600 SST、容量の大きなB3300 SSTもラインアップしているので、用途に合わせて選べるのもポイントだ。 全モデルでサイクル回数は4000回以上、保証も5年付帯している。さらにスマホアプリによる管理ができ、利用状況や重電状況もひと目で確認できるというのもうれしい。
<文/伴 隆之>